妊娠初期の切迫流産とは?

妊娠初期の切迫流産といっても流産とは異なります。流産しかけている状態だといったほうが分かりやすいかと思われますが、流産とは胎児が体の外に流れ出てしまい、妊娠の中断を余儀なくされることです。しかし、切迫流産とは妊娠初期に、胎児が体内に留まり、出血や下腹部痛のような症状がありながら、流産しかけている状態のことをいいます。流産しかけているといっても、全部のケースがそうではなく、ほとんどの場合は安静にすることにより通常の生活に戻ることができますので、自己判断はせずに出血が見られたら医師の診察を受けられて下さい。また、切迫流産は超音波で確認できます。流産かと心配して病院で超音波にかかったところ、ちゃんと赤ちゃんの心音が確認できて、そこで初めて切迫流産だった、と胸をなで下ろすわけです。赤ちゃんの体は、妊娠8週〜9週くらいで、基本的な部分はできあがっています。したがって、妊娠3ヶ月〜4ヶ月の段階で切迫流産だと診断された場合、無事に出産できる確率は高くなります。

切迫流産の原因について

流産の原因については、実はよくわからないことも多いのですが、妊娠12週未満の早期流産のほとんどは赤ちゃんの側に原因があり、特に妊娠8〜10週に多く起こります。染色体の異常が原因とされていますが、これらの異常は遺伝ではなく、全く偶然に起こると考えられています。つまり防ぎようがないといってもいいかと思いますが、一方、妊娠14週以降の流産の場合は母親側に原因があることが多く、子宮筋腫、子宮頸管無力症や糖尿病、甲状腺の病気などがあげられます。切迫流産や流産の主な症状は、出血と下腹部の痛みや張りで、このような症状があったら必ず病院で診察を受けて下さい。また、妊娠8週以降で赤ちゃんの心音を確認できる場合は、切迫流産の多くは助けることができます。切迫流産と診断されたら安静にしていることが何よりも大切です。また、たとえ流産しても、母親側の病気などが原因でなければ次の妊娠に影響することはありませんので、次は無事に出産する人がほとんどです。流産は妊婦さんの 10人に1人が体験するくらいに確率が高いものですが、心配してくよくよしたりせず、ゆったりとした気持ちで過ごされて下さい。

切迫流産の兆候、出血について

妊娠初期の切迫流産の症状と兆候は、出血と下腹部の痛みがあれば、それは、切迫流産の症状と兆候のサインだと思われて下さい。出血もさまざまですが、多くは、ダラダラとたれ落ちてくるような出血で、鮮血のこともあれば、茶褐色のこともあります。また、おりものにちょっとだけ血が混じっている、といったこともあります。また、下腹部痛では、生理痛に似た重苦しい痛みが、腰痛などをともなって、しだいに強くなってきた場合は、要注意です。出血も下腹部痛も、こうした兆候があらわれたら、真夜中であれ、仕事中であれ、すぐに病院に連絡をされて下さい。ちょっとしたサインも見逃さないことが大切なのです。また、確実に妊娠しているとわかってから、下腹部に痛みを感じて膣から不正出血があれば、切迫流産の疑いが大きいです。妊娠初期(妊娠12週未満)の流産では、痛みは あまりなく、出血の方が目立ち、出血は卵膜がはがれてくるために起こりますが、しかし妊娠 12週を過ぎて21週に満たないときの流産は、出血に先行して痛みがある場合が多いので、いつもと違う痛みを少しでも感じたら必ずかかりつけの医者に診てもらって下さい。

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